トレーニング

トレーニングの原理・原則

トレーニングには原理と原則が存在します。これはウェイトトレーニングだけでなく、その他スポーツにおける日頃の技術的なトレーニングにも共通することです。

原理と原則は似ているようでちがいます。

原理:自然現象や科学現象の基礎となる一般的なルール。客観的で不変的なもの

原則:行動や判断の基準となる基本的なルール。状況や行動によって適用が異なる場合がある。

トレーニングの原理

1. 過負荷(かふか)の原理:トレーニングで筋肉に適切な負荷を与えることで、筋肉が成長するという原理です。同じ負荷でトレーニングを続けても効果は薄れるため、徐々に負荷を上げていく必要があります.

3. 可逆(かそ)性の原理:トレーニングを続けることで得られた効果は、トレーニングを休止すると徐々に失われてしまうという原理です。効果を維持するためには、継続的なトレーニングが必要です.

2. 特異(とくい)性の原理:トレーニングの内容によって、特定の筋肉や機能に効果が現れるという原理です。例えば、筋力トレーニングは筋力を、有酸素運動は持久力を高める効果があります.

トレーニングの原則

1. 全面性の原則:体の各部位をバランス良く鍛えることで、怪我のリスクを減らし、全身の機能性を向上させます.

2. 漸進性の原則:徐々に負荷を上げていくことで、体に適応させ、効果的にトレーニングを進めます.

3. 反復性の原則:トレーニングを継続することで、効果が現れるという原則です。定期的にトレーニングを行うことが重要です.

4. 意識性の原則:トレーニングの内容を理解し、意識的に取り組むことで、効果を最大限に引き出します.

5. 個別性の原則:個々の人の体力や目標に合わせたトレーニングを行うことで、効果を最大化します.

特異性の原理はスキル・テクニックに直結するものです。今後取り上げることが多くなると思います。